初めての外壁塗装はツートンカラーでイメチェンしよう
初めての外壁塗装工事では、色選びが最も重要です。今までと同じ色でも問題ありませんが、新しい色にチャレンジする場合はツートンカラーも検討対象に入れてみてください。
外壁ツートンカラーのイメージチェンジで、おしゃれでスマートな建物の印象になるでしょう。
ツートンカラーはカラーシミュレーションでイメージをつかむ!
外壁塗装色は、外壁を保護する目的が最も重要ですが、見た目の美しさにもこだわりましょう。
これまで単一カラーで外壁を塗装していた場合でも、新しい塗装色は、少し冒険をしておしゃれにしてみましょう。ツートンカラーもカラーシミュレーションを行うことで、意外と簡単にイメージをつかむことができます。
カラーシミュレーションは、既存の建物を元にさまざまな色を変えていきます。最初はイメージだけで決めてもいいとは思いますが、カラーサンプルや塗装事例なども豊富にあります。自分のイメージにぴったりのカラーシミュレーションからお好きな色と配色を選びましょう。
塗装した色をきちんと見比べよう
色見本やカラーシミュレーションは、外壁塗装の現物ではありません。
写真や画像だけを見ても、実際の建物の塗装色を見ると全く違った印象を受けることがあります。
こうした色の認識のズレを解消するために、色見本やカラーシミュレーションを繰り返した後、A4サイズの見本板に実際に塗装したサンプルを見てください。
そして、今の外壁や同じ色で塗装した外壁などとよく比較して色選びを行います。
ツートンカラーのチェックポイント
ツートンカラーは2色をメインに使います。どちらかの色をメインに使い、6対4や7対3の割合にするとよくなじんで見えます。
色の濃淡や明るさ、暗さなどの同系色をまとめると失敗しにくく、まとまりのあるツートンカラーに仕上がります。
また、ツートンカラーの境界線に色分けする別の色を使うと、2つの色がはっきりとしわかりやすくなりすっきりします。ツートンカラーはメイン「ベースカラー」とサブ「アソートカラー」で2色を使い、3色目はアクセントカラーで十分です。
色は目立つ原色を避け、淡い色や落ち着いた色を選びましょう。ベージュや薄いグレー、淡いピンクなどは失敗しにくい色です。
ツートンカラーのパターンは、上下で分ける方法、縦の線で垂直に分ける方法、バルコニーで分ける方法などがあります。これらのパターンについてもカラーシミュレーションをしっかり行い、最も印象のよいパターンを選んでください。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。