外壁塗装のセラミック塗装とは
訪問販売や飛び込み営業でも外壁塗装の無料モニター募集や格安キャンペーンを実施しています。セラミック塗料で外壁塗装工事契約を結び、後から失敗したと気付く方が後を絶たないのはなぜでしょうか?
外壁塗装でセラミック塗料という場合は、正しい知識によりその良し悪しを判断しなければなりません。
セラミックと耐久性はあまり関係がない
セラミック系の塗料は、耐久性とはあまり関係がありません。セラミックは、着色した砂や砂利などの骨材であったり、微小の粒子(セラミックビーズ)であったりするなど、ほとんどは液体ではありません。
多くはセラミックを含むフッ素塗料やシリコン塗料、アクリル塗料ということになります。
セラミック系塗料の耐久年数や耐候性は、ベースとなる合成樹脂により決まります。
こうした理由から、セラミックと耐久年数とはあまり関係がない、ということになっています。
デザイン重視のセラミック塗料
セラミックは陶磁器と同じ成分です。天然石もセラミックと同じものと考えることができ、セラミック系塗料は、意匠性やデザイン性向上のために配合されています。
石材調のデザインは、色あせが少なく、表面をクリア塗料で塗装するため、天然石と塗料の耐久性はあまり関係がありません。
あくまでもデザイン重視の塗装であると考えてください。
この場合のセラミック塗装は、塗装工程も増え、天然石を使っていますので、塗装コストは大幅に上がってしまいます。
遮熱断熱塗料で有名な「ガイナ」
遮熱と断熱の両方の効果が得られるお得な塗料として有名なのが「ガイナ」です。
シリコン系樹脂をベースとしてセラミックビーズが配合されています。セラミックの配合割合が8割もありますが、耐熱性や断熱効果が高まることから、機能性塗料を検討している方なら必ず一度は目にしたことがある遮熱断熱塗料です。
低汚染塗料にもセラミックが使われている?
汚れがつきにくい効果や汚れを落とす効果がある低汚染塗料の中には、セラミックを配合した塗料を各メーカーが開発・販売しています。
シリコン系樹脂をベースに、無機化合物であるシリカ(二酸化ケイ素)を配合した塗料です。
塗料の樹脂は、シリコン系やフッ素系もありますし、環境配慮型の水性塗料の種類も豊富です。
低汚染塗料は、塗膜表面にセラミックの微粒子が出るため、親水性が高まり水が汚れを浮かせて流してしまいます。
また、帯電性も低いので、汚れや小さな埃などが付着しにくくなっています。
低汚染塗料は、日本ペイントの水性シリコンセラUVやエスケー化研の水性セラミシリコン、クリーンマイルドフッソなどが有名です。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。