雨漏りを直すには、散水調査が必要?

2021年02月16日 カテゴリー:ブログ

 

雨漏り 御殿場市

 雨漏り修理では、修理の方法や内容よりも、雨漏りの本当の原因を突き止めるための「雨漏り調査」を重視したほうがいいでしょう。雨漏り被害に遭い、修理したのにまた雨漏りが発生するようなら、本当の原因がわかっていない場合がほとんどです。

 本当の雨漏りの原因を突き止め、二度と雨漏りが発生しないように丁寧な調査を行う修理業者をおすすめします。今回は、雨漏り調査の一つ、「散水調査」についての解説です。


散水調査はなぜ行う?

 雨漏りが発生したら、それ以上建物内に被害が及ばないように、きちんとした調査を行い、なおかつ雨漏り被害を止める修理を行う必要があるでしょう。雨漏り修理では、事前に現地での目視調査が行われることがありますが、さらに被害の詳細を調べようと思えば、有料であっても正確な調査を依頼したほうが安心です。

 雨漏り調査の代表的な手法の一つが、「散水調査」です。散水調査で、雨が降ったときと同じ状況を再現し、雨水の浸入口と雨水が流れていく道を見つけ出します。目視だけではわからない雨漏りの原因も散水調査を行うことで、原因を特定できる確率が高まります。

 水をかける調査方法は、とても簡単な方法に見えますが、散水調査は、半日~1日間程度時間を取って行います。水の量や水の向き、強さ、時間などをいろいろと変え、実際の雨水の流れを再現しながら、雨漏り調査を行います。調査員も雨漏り被害や修理工事に詳しい専門スタッフが行います。

 雨漏り修理の散水調査は、工事前と工事後の二回行われます。工事後の散水調査はとても重要で、修理工事がしっかりと行われているかどうかを確認し、雨漏りが再発しないかどうかを確認するために行われるものです。

 雨漏り修理の見積書でも、雨漏り調査に関する項目と費用に関しての記載があるのかどうかをよく確認するようにしましょう。


散水調査以外の調査方法

 目視調査や散水調査以外では、サーモグラフィー調査がよく行われています。サーモグラフィー調査では、温度を感知する機器を使用するので、屋根裏などの見えない箇所の調査にも最適です。

 他には、発光液調査や屋根裏や外壁の解体調査などが行われています。特殊な機械を使い、詳細な調査を行う場合は、調査費用も有料となります。ケースバイケースで、調査方法を変えてもらうようにしましょう。


雨漏り調査費用の目安

 雨漏り調査費用の目安についても掲載します。調査とは別に、報告書を作成すると別途費用がかかる業者もあります。

目視調査は、~3万円、
散水調査は、3万円~18万円、
発光液調査は、10~25万円、
赤外線カメラ調査は、15~35万円、

といったところが多くなっています。


雨漏り調査・修理費用が高額なら保険の利用を検討してください

 雨漏り修理では、調査費用も修理費用も高額になることがありますので、火災保険の利用も検討するようにしましょう。火災保険では、風災に該当すると、保険金が利用しやすくなります。

 例えば、瓦やスレートのズレや割れ、棟板金の浮きや剥がれ、瓦屋根の漆喰の崩れ、コーキング材の剥がれなどが原因となっている雨漏りだと認定されると、火災保険が利用しやすくなります。

 加入している火災保険の内容によっては、台風による水災、雹災、雪災なども補償対象になっていることがあります。申請期限もありますので、雨漏りトラブルが発生したタイミングで保険会社や雨漏り修理業者などに相談してみるといいでしょう。

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