寒色系と暖色系の心理的影響

2024年07月01日

外壁塗装 御殿場市 裾野市 小山町

色がもともと持つイメージは、どのような人にも同じような印象を与えます。

外壁塗装にも色が持つイメージをうまく利用して、建物全体のイメージアップができることがあります。

暖色や寒色は色相環などを使って、色から受ける心理的影響を上手くつかむようにしましょう。


色の心理的効果を知ろう

色が持つイメージはとても強く、人の心理だけではなく、行動にも影響を与えることがあります。

外壁塗装は、外側から目立つ箇所です。建物の前を通る通行人にも影響を与えます。

毎日の通勤通学時にも見ますので、派手な色や印象深い色を使っていると、そのお住まいに対する強い印象が残ることがあります。

色の心理的効果は、インテリアなどにも応用されていますが、外壁塗装も例外ではありません。

今回はわかりやすいように、寒色系と暖色系の対照的な色のイメージについて取り上げてみましょう。


暖かい「暖色系」と冷たい「寒色系」

色、色彩の勉強をする場合は、色相環が役立ちます。

色相環には色の違いを「色相」にして並べて、輪にしています。寒色は青や青緑などです。

一方の暖色は、赤や黄です。

寒色と暖色の間の色は中性色として分類され、黄緑、緑、紫などがあります。

色のイメージとしては、暖色系の赤や黄色は、温かみがあり優しそうだという感じです。太陽のように明るく、朗らかです。

一方の青や黄緑は、知的でスタイリッシュ、落ち着いたクールな印象を与えるでしょう。

色が与えるイメージを簡単にいうと上記のようになるでしょう。


体にも影響を与える色

色のイメージを使うと心理的な影響を与えることがわかっていますが、他にも身体的にも強い影響を与えることがあります。

例えば、青い色を見ていると寒さを感じることがあります。寒色系の室内は通常よりも冷たく感じられ、体感温度も3℃ぐらい下がっているような錯覚に陥ります。

暖色系の色は、食べ物がおいしく感じられる色です。赤や黄色の色をした食べ物は、ふっくらとおいしく感じられます。食欲が増すのも暖色系の色です。

明るく楽しそうなイメージにしたいときは暖色系の色、落ち着いて高級感があり静かなイメージを出したいときは寒色系の色を使ったほうがいいでしょう。

こうした色のイメージは、面積の広い外壁も見る人に影響を与えることがあります。長時間外壁を見ることは少ないとは思いますが、訪問時になんとなく印象に残ることがあり、お住まいや住む方のイメージにも少なからず影響を与えていることを知っておきましょう。

 

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