外壁の劣化症状は放置厳禁!

2021年11月19日

外壁塗装 裾野市

 節約、経費削減などが叫ばれる世の中ですが、屋根や外壁などの建物のメンテナンスは、それなりの予算を組んで最低限行うべきです。外壁の劣化症状を見かけたら、すぐに対処しましょう。外壁の劣化を放置すると、建物の寿命も短くなって結果的に損をしてしまいます。


外壁が色あせしツヤがなくなる

 最初に見られる外壁塗装の劣化症状は、色あせやツヤがなくなることです。外壁を塗装している場合は、これらの症状は、間違いなく典型的な塗膜の劣化症状です。雨や風だけではなく、太陽光による紫外線も塗装を劣化させる原因です。少しずつではありますが、塗膜の色あせやツヤがなくなることは、初期の劣化症状であると覚えておいてください。


白い粉が出るチョーキング

 外壁塗装表面のチョーキング現象も塗膜の劣化症状の一つです。チョーキングは、外壁の色あせなどよりも劣化症状が進んだ状態です。白い粉の原因は、塗料に含まれていた顔料の劣化です。白い粉を触ると手についてしまいますが、外壁を保護していた成分が取れてしまっているので、著しく塗膜の耐候性が低下している状態です。

 再塗装メンテナンスが必要ですが、チョーキング現象で生じた白い粉をしっかりと洗い落としてから丁寧に再塗装する必要があるでしょう。


塗膜のひび割れ、クラックなど

 経年劣化による塗膜の剥がれやひび割れは避けられません。放置すると外壁の下地を傷めます。地震や突風、大型車の通行による揺れは、じわじわと塗膜や外壁にクラックを生じさせ、雨水の浸入経路となってしまいます。再塗装や樹脂・シリコンによるひび割れ・クラック補修が必要となるでしょう。


苔やカビの発生

 日当たりの悪い場所や水が溜まりやすくなっている場所では、苔やカビの発生確率が高まります。苔や藻、カビの発生は、防水性能が低下しているという意味に捉え、カビや苔、藻などをしっかりと取り除いた後、塗装を行うべきです。

 苔やカビは水洗いなどで一度落としても、再度発生することが多く、メンテナンス方法を間違えると、落としてもなかなか消えないしつこい苔やカビになっていきます。

 苔や藻、カビが発生しひどくなると、緑や黒ずみどの色がつき、外観を損ねます。外壁のバイオ洗浄やカビ予防のための各種予防対策、防カビ塗料による塗装などを検討したほうがいいでしょう。

 外壁の劣化症状が見られる前に、定期的に塗装を行い、各種補修工事などのメンテナンスを行うことを計画しておいてください。特にチョーキング現象が見られたら、再塗装すべき時期であると考えておきましょう。

※御殿場市・裾野市・小山町の外壁塗装ガイドへ戻る

ページの先頭へ