外壁塗装はカラーシミュレーションを上手に活用しよう
外壁塗装を義務的なメンテナンスにするのではなく、もっとお住まいのイメージを魅力的にするために、積極的に色選びに参加してみましょう。
塗装色選びで便利なカラーシミュレーションは、上手に使うととても楽しいツールです。外壁塗装工事の仕上がりもきっと楽しくなるでしょう。
気軽に使えるカラーシミュレーション
外壁色で迷った時に使えるのがカラーシミュレーションです。
最初はどんな色を選んでいいのかわからないことが多いので、サンプルやパターンをモニター画面でいち早く確認できるのは、カラーシミュレーションの大きなメリットです。
お住まいの写真を使って、周囲の景観を考慮したわかりやすいカラーシミュレーションも可能です。
全体との調和、色と形の組み合わせなど、さまざまなシミュレーションの中からあなたにぴったりの外壁色を選ぶことができるでしょう。
カラーシミュレーションをどう使う？
最初は仕上りのイメージやベースになる色を伝えるといいでしょう。複数のカラーパターンができますので、その中からお気に入りの色を比較検討し、違う色に変えたり、明度や彩度を微調整したりしてイメージに合う色選びを行いましょう。
気になっている色があれば、全てカラーシミュレーションしてもらいましょう。
インスピレーションも大切にしながら色選びをやってみましょう。
同じ色でも濃淡を変えると印象がガラリと変わることがあります。微調整しながら、お好みの色に調整していきましょう。
ツートンカラーやアクセントカラーを使用する場合は、色を一瞬にして入れ替えることができます。いろいろなパターンを変えてイメージにぴったりな配色を選びましょう。
カラーシミュレーションを過信しないこと
カラーシミュレーションは、色選びの参考情報を提供するものです。
パソコンの画面であれば、実際の塗装面とは異なりますし、屋外と同じような光の加減も再現できません。
面積効果により、色の明るさが変わって見えることがあります。
さまざまな制約がありますが、カラーシミュレーションは現代の色選びになくてはならないツールです。
塗装業者の担当者との打ち合わせがスムーズに進むのは、カラーシミュレーションや色見本などの各種ツールがしっかりとしているからです。
カラーシミュレーションをした後は、屋外で同じような色の建物を見てみたり、屋外で色板見本を見たりして確認するとよりイメージがしっかりとしていくでしょう。
一級塗装技能士、建築士、雨漏り診断士など建築に関する資格を多数取得しています。
建築塗装に30年携わっており、その経験に基づいた情報提供をおこなっています。