屋根や外壁の塗装は本当に必要?

2021年04月14日 カテゴリー:ブログ

屋根塗装 御殿場市

 屋根や外壁のリフォームやメンテナンスは、建物が存在する限り、定期的に行う必要があります。でもそれは本当なのでしょうか?塗装業者のうまいセールストークなのでしょうか?今回は、塗装工事の必要性や放置しているとどうなるかなどについて解説していきます。


なぜ塗装工事が必要なのでしょうか?

 注文住宅や建売住宅でマイホームを購入後、すでに10年以上経過しているお住まいでは、快適に過ごせているでしょうか?そろそろ、建物の内外に不具合が出ていたり、外壁表面のひび割れや雨漏りが発生しているとしたら、点検修理の他にも塗装メンテナンスが必要となる場合があります。

 塗装工事に関していえば、10年前後で塗り替えを推奨しています。塗装工事は、絶対にやれというものではありません。塗装業者が強制しているわけではありませんが、塗装メンテナンスをしていないと、確実に建物が早く劣化していき、建物全体の寿命も短くなってしまいます。

 とはいえ、塗装工事は、費用が100~200万円もかかる大規模な工事です。屋根と外壁の塗装を行うとそれだけでも、数百万円の出費です。どこにも不具合がなくても、屋根材や外壁材の他、塗料が寿命を迎えた場合でも再塗装メンテナンスが必要です。

 塗装の塗膜には高い防水性能があり、屋根材や外壁材を保護し、建物に雨水が浸入することをしっかりと防いでいます。塗装の剥がれや塗膜のひび割れが発生し、屋内に雨水が浸入する雨漏りが発生していると、柱や土台を腐らせてしまいます。

 建物や木材が腐ると、塗装工事では対応できず、さらに高い費用をかけて交換工事を行う必要があります。建物全体の寿命が短くなると、建て替え時期も早まってしまいます。建物の寿命をできるだけ延ばし、快適なお住まいに長い間住みたいと考えるなら、塗料の寿命に合わせた塗装メンテナンスがとても大切なものになっていきます。


建築後も定期的な塗装メンテナンスは必須!

 一番最初に外壁塗装のメンテナンスを考える時期は、築後8~12年です。周辺環境によっては、建物が傷んでいることがあり、補修を前提とした塗装工事が行われることがあります。劣化症状が見られたときに、適切な対処を実施しておくと、その後も建物が長持ちします。

 屋根や外壁の塗装時期はそれぞれ異なりますが、点検や補修をする場合には、塗料の寿命を考え、塗装メンテナンスを行うべきかどうかをよく検討するようにしましょう。塗装メンテナンス時期は、10~15年ごとです。建物の種類にもよりますが、建築物の躯体はもっと長持ちしますので、定期的な塗装メンテナンスは必ず行うようにしましょう。


塗装メンテナンスをしなかった場合のリスク

 10年たっても補修も塗装も何もメンテナンスをしなかった場合は、その後の建物や外観などにも大きな影響を与えることがわかっています。計画的なメンテナンスには、計画的な積立金を準備するべきでしょう。

 塗料の耐用年数は、最大でも10~15年です。通常グレードの塗料なら、10年前後で耐久性の低下が見られます。それ以上放置すると、防水機能が低下して劣化症状が早まり、ひび割れ部分から雨水が浸入します。また、塗膜も剥がれていきます。

 外壁材の劣化が雨漏りの直接的な原因となってしまい、カビを発生させ、木材を腐食させます。外壁内外の劣化がひどいと、高額な費用かけて、外壁材の張り替え工事や屋根材の葺き替え工事が必要となることがあります。

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